Actus 副社長 鈴木剛央さん

ニューヨークで仕事を探すのは決して楽ではない。多種ある企業の中から自分に合った仕事を見つけてくれ、
さらに面接時のアドバイスなど親身になってくれる人材派遣会社の1つが『Actus』だ。設立してまだ2年にも関わらず、ニューヨークで多大な信頼を得ている。
多くの企業が優れた人材を紹介してもらう時は 『Actus』を頼る。『Actus』設立に関わり、現在は副社長を務める鈴木さんにお話を伺った。

鈴木剛央さん Excutive Vice President &General Manager
NY暦:14年    旅行会社Amnetの設立時からのメンバーであり、2年前に新会社Actusを立ち上げる。
同時に野球チームJoker'sの一員でもある。★www.nyjokers.com

『Actus Consulting Group, Inc.』
住所:152 West 57th Street, 8th Floor New York, NY 10019
電話:212-586-7477
FAX:212-757-6738
Email:info@actus-usa.com
Website:www.actus-usa.com

取材を終えて:
突然のインタビューのお願いを快く引き受けてくれ、たいへん貴重なお話を聞かせてもらえた。以前、野球場で「遊びも仕事も真剣が楽しい」と言われていた通り仕事に対する姿勢も真剣そのもの。冗談も交えつつ、とても楽しいインタビューとなった。就職活動をされる方は、是非「Actus」に相談を受けに行くことをお勧めします!





こちらの人材派遣会社『Actus』を立ち上げてどのくらいになりますか?

おかげさまで、2年になります。現在は1万に近くの方が私どもの会社にご登録されています。 現在ではニューヨークを中心に全米各地、ヨーロッパ、そして日本からのお客様の登録があります。 私どもは土曜日も営業していますため、平日は忙しくて来れない方からも登録していただいています。

立ち上げる事になったきっかけは何ですか?

元々は旅行会社『Amnet』の経営に携わっていたんですが、そちらでたくさんの方が面接に来てたんですよね。 中にはすごいスキルを持っていたり、社会性に優れている人も多いんですよね。採用条件に合わなかったり、採用人数の都合によって、 『Amnet』としては断わらざるを得ない時が多いんです。言い方を変えれば、面接も1つの出会いじゃないですか。 せっかくの出会いをふいにしない為にと、人材派遣のこの会社を設立しました。その他に、僕自身ニューヨークに14年いますから、 新しく来る若い人達の手助けがしたいとも思っていました。


主にどのような事をなされていますか?

会社としては人材派遣と人材紹介ですよね。クライアントである雇用側に、 私どもの会社に登録されている人材で、相手先の条件にあった方を派遣、または紹介をする。 2つめは人事のアウトソーシングです。細かい法律やら、採用条件やらと、アメリカの人事は難しいんですよね。 企業としても、いい人材は獲得したいが、人事に掛かるコストも下げたい。そこで、『Actus』は他企業の人事を請け負っているわけです。 もともと会社の特徴上、人事に関する事は専門ですし、適材適所の人事に関しては信頼を頂いています。それと平行して、 人事のコンサルティングも行います。社員の評価のシステムを作ったりでしたり、社員採用に際のノウハウを提供させて頂いています。 後は。私自身の仕事の1つとしては、いかに社内の雰囲気をよくするか。うちの社長が良く言われているんですけど、 会社は常にお客本位である事はあたりまえで、さらに社員を大切にしないといけない。特に上のクラスにいる社員でなく、 常に前線に社員を1番大切にしなくてはならない、と。General Managerとしてはいかに社員のやる気を出させ、維持していくかも大切な仕事になります。

最近アメリカ国内の日系の就職状況はどのようになっているでしょうか?
全体的に一昨年と去年に比べて良くなっています。ニューヨークはもちろんですし、 最近はアメリカの中西部で仕事が多いですよね。自動車産業なんかの大手はやはり中西部に工場を作りますから。 それを中心に製造業、サービス業、飲食店も集まってきます。それでも現在は買い手市場ですから。 つまり雇い側が人を選べる状況にあるという事ですね。僕自身も少し経験しましたが、バブルの時なんかは完璧な売り手市場でしたよ。 企業の方が人材を獲得するために躍起になっていた時代ですよね。新入社員の為にバスでツアーを組んだり、希望条件に耳を傾けたりと、 ある意味すごい時代でしたよね。今では考えられないですよね。今では1つの職に100人以上が応募する時代ですから。

鈴木さんがもし面接官でしたら、面接に来る方の何を見るのですか?
よく第一印象がもっとも大切だと言われていますが、実際はそうではないですよね。 小さな小さな点数を少しずつ拾っていく事が効率のいい方法です。第一印象もその一つであり、 質問の受け答え、面接を待っている間の態度ですとか、面接官はいろいろな点を見ているんですよね。その中でも何が1番大切かと言われれば、 質問の受け答えです。聞かれた事に対して正確に答えているか、簡単そうで、できない人が多いんですよね。 例えば面接官が「甘いものは好きですか?」と聞きますよね。1人目は「はい。好きです。」2人目が「私はチョコーレートが好きです。」 そして3人目が「はい。甘いものは好きです。その中でもチョコーレートが大好きです。」このように答えたとしますよね。 この中で、2人目の方はマイナスポイントを付けられます。甘いものが好きかどうかを聞かれているのに、正確には答えていないですよね。 1人目は無難な答えです。聞かれた事に対して的確な答えを出しているわけですから。ただ理想としては3人目の方ですよね。 まず質問を正確に答える、その上で自分の意見も述べている。これはあくまで例えです。面接官によっては引っ掛けのような質問を好む人もいますから。 またよく個性の出し方を勘違いされている方がいます。髪型や格好のみで個性を出そうとしていますが、 面接官からしたら、外見よりその人の考え方に個性を見出したいわけですよね。そこらへんも気をつける必要があります。

アムネットの立ち上げた時の事も聞かせてください。

もともとはInboundって会社があったんですよね。それはアメリカ日本から来られたお客様に対して、 ホテルの予約ですとか、日本からではややこしい手続きなんかの業務を行っていたんですよね。でもお客様から、 よく「そちらは旅行会社なんだから飛行機のチケットもあるよね?」って聞かれてたんです。 お客様が望んでいるなら、チケットも売ろうじゃないかと、それで『Amnet』が設立された訳なんです。最初は大変でしたよ。 やるとは決めたものの、コンピューターも設備されていなかった。だかあらお客様からチケットに関する問い合わせの電話が来た時は、 となりの会社のオフィスまで行って、「すみません!コンピューターを使わせてください!」って、それでチケットの状況を確認して、 また電話口に戻る。それの繰り返しでした。毎日1キロくらい走っていましたよ(笑)今ではいい思い出ですね。根が負けず嫌いなんで、 成功するまではあきらめられないんですよね。


これからアメリカで就職活動をする人達にメッセージをお願いします。
先ずは自分を知る努力をして下さい。やはり面接ではいかに自分を知ってもらうかが大切ですから、 その為には自分の事をよく知っておく必要がある。今は何が出来て、将来何がしたいのか。マニュアル通りの面接の練習をするより、 先ずは自分を知る事が何よりも大事だと思います。もちろん、『Actus』ではそういった方の相談はいつでも連絡に乗りますので、気軽にご連絡下さい。