永井 史さん

永井 史さん

出身:千葉県

フミさんはNYで活躍するメイクアップアーティスト。今まで手がけた仕事は日本の女性雑誌「ヴァンサンカン」やNYの雑誌「Time Out」など名だたる雑誌からの依頼を受けている。彼女のテクニックが話題になり口コミで大手から仕事依頼がくるほどの彼女だが、ここまでくるのに並大抵の努力ではないようだ。彼女の元気のもとを取材してきた!

過去の仕事内容

:R&Bsinger「Angela Johnson」のアルバム”Got let it to go" のCDジャケット
:今年2月新創刊予定のファッション雑誌”Facon”(ファッソン)の表紙&6ページ。
:Breast Cancer(乳癌)チャリティーファッションショー
:NHKのBSにて放送されている”地球ウォーカー”
:TimeOut Magazine, 
:NYコレクション(Jill Stuart), 
:IA TV ショー”The Lounge"ホストのメイク
:25ANS
:他、デザイナーカタログ等

こちらのアドレスから永井史さんの作品が見られます。
ホームページ:www.fuminagai.com
永井史さんへの仕事や問い合わせはこちらから
E-mail:fumi1005@hotmail.com

取材を終えて:
撮影中はもちろんヘアメイクの出来上がりも大切だが、カメラマンのリズムを壊さないように早く仕上げるように心がけていると語る史さん。メイク中もモデルを飽きさせないようにいろいろ話しかけたり、カメラマンに気を使いつつ自分の主張もさらっと言ったりと、とても空気を読むのに長けている方だとかんじました。また、常に自分を売り込むために隙のない動きが、きっとこの先もっと成功していくのだろうなと感じさせられました。NYで成功するには彼女のようなバイタリティーが必要のようです!





取材いったときは撮影の打ち合わせ中。
今回のテーマのイメージをカメラマンと
詰めていました。
NYに来た理由を聞かせて下さい。

日本で学生をしていたのですが、その時もメイクアップアーティストへの夢を持っていました。
NYの学校に入る前、観光でNYに来ていたのですが、この街のパワフルな雰囲気を感じ、絶対NYで勉強したい!と強く感じました。


最初にこの業界に入って戸惑ったことなどありましたか?
仕事モードに入ったときの史さんの集中力はかなりのもの。見る見る変身していきます。
最初はすべてが戸惑いでしたね、まず、どうやって仕事に就けるのかも分からずに、「自分は何の為に今、NYにいるのだろう」って、ただ道を歩いているだけで泣いてたりしてました。でも、動かないと何も始まらないと思い、通っていたメイクの学校で学生同士の仕事や手伝いをして、それから徐々にいろんな方に紹介してもらって、やっとプロの方と一緒に仕事ができるようになりました。


30分ほどでヘヤ-メイクが終わり(早い!)、撮影開始!
メイクの仕事をやっていく中で、ここだけは気を付けているという部分があれば聞かせて下さい。
やっぱり女性は肌が命なので、筆とかスポンジだとか、「触れる物」っていうのは常に新しい物を使うことと、清潔に管理することですね。それから、時間をかけて完璧に仕上げるってことも大切なんですが、どれだけ短時間で、モデルを飽きさせずにスピーディーに且つ完璧に仕上げるっていうところも大事ですね。

この仕事をする場所として、NYを選んだ理由を聞かせて下さい。
いろいろな人種のメイクを手がけられる史さん。
日本には日本人しかいないですけど、NYには世界中の人がいて、メイクアーティストとしても、いろんな意見が飛び交うことが凄く刺激的な部分がありますね。モデルにしても、同じアメリカ人でもメキシコとポーランドが混ざっていたりだとか、凄い人だと8カ国混ざっていて、5ヶ国語話したりだとか。私自身、人が好きで、出会いが好きなので、そういったいろんな人と出会うことが本当に最高ですね。


撮影中もカメラマンとスタイリストとで打ち合わせに入る。その場その場でカメラマンの要求に合わせ、スタイルを変えていく!

最初の頃、物事がうまくいかなかった時などはどうやってモチベーションを上げたりしていたのか聞かせて下さい。
うまくいかなくて落ち込んでいた時に、母親から言われた印象的な言葉で「嫌な事や落ち込む事っていうのは、あっちから来ちゃうけど、良い事っていうのは、自分から迎えにいかなきゃね」と言われ、どんなつらいことがあってもとにかく動かないと何も始まらない、動けば動く程何かが起きると信じて頑張りました。

フミさんのようにNYに来て何かをしたいと思っている日本の方に何かメッセージやアドバイスをお願いします。
NY在住だが、噂を聞いて日本からの仕事の依頼もくるそうだ。
このNYという場所には成功するチャンスはいくらでも転がっています。日本の場合は、プロはプロ同士、偉い人は偉い人同士で仕事をするような部分がありますけど、NYの場合はどんなに凄い人でも、「新しい人と出会いたい」、「面白いものだったら何でもいい」っていうようなところだから、諦めたらそれで終わりだけど、動けばいくらでもチャンスはあるし、頑張る人には本当に優しい人達だから、とにかく自分次第ですね。