彫刻家 上野優子さん

NY滞在暦:9年
出身:日本

NYの日系フリーペーパー数社に、彫刻展の開催記事が載っていました。
早速連絡をとり、彫刻家の上野優子さんに会いに、ハーレムのギャラリーへ行ってきました。

現在、全米各地から、作品に魅了された人々たちが彼女の作品を展示したいとラブコールを送られ、お忙しいところ、お時間を頂きました。

ウェブサイトはこちら
http://yukoueno.30art.com/

【Yuko Ueno作品展のお知らせ】
**Yuko Ueno Sculpture- Group Exhibition ** 2006年9月1〜30日
オープニング レセプション: 9月1日(金) 午後6 - 8時

会場
World Fine Art Gallery
511 West 25th Street, Suite 803
New York, NY 10001
(646) 336-1677

インタビューの詳細はこちら

取材を終えて:
上野さんのダイナミックな作品に、ギャラリーに見に来る方は上野さんが目の前に立っていても、「これを作ったのは誰?」と男性の彫刻家だと思い込んで、聞いてくるとか。作品を見ながら、素敵なお話がたくさん聞けました。これからも、上野さんのご活躍から目が離せません。皆さんも、ぜひ見に行ってください!




NYに来られたきっかけは?

元々はタップダンスをしていました。最初はカナダのヴィクトリア(西海岸)に住んでいましたが、どんどん東に移動して、NYに移ってきました。


彫刻を始められたきっかけは?

5年前に、彫刻家の方に出会って、やり始めたんです。
「これだ!」と思いました。
粘土を触った時、彫刻なら自分を100%表現できると思ったんです。運命的な出会いですね、これをずっとこれからやっていくのかなって感じました。

最初は自分の作りたいようにやり始めました。やりたいことがたくさん頭の中にありました。



黒人アートの彫刻家と呼ばれたりされていますが、どうですか?

そう呼ばれちゃってますね。(笑)
特に黒人に限定しているわけではないんですけれど。

私自身、ダンス、ブルース、ジャズは好きですが、そういう文化の背景もあってでしょうか。スピリットを感じるのは黒人の人が多いですね。


作品を見ていると、首から下だけだったり、上半身だけだったり、未完成な感じのものが多いですね。
どうしてですか?

いい質問ですね。(笑)
体の他の部分は力強いのに、パワーを感じられない部分があって、そこはあえて作らなかったんです。不完全な部分は、皆さんが想像を膨らませて見て頂ければと思います。モデルさんを見た時、この人のここをやりたいってなるんです。


彫刻家をやっていて、大変なことはありますか?

作品を作るだけではなく、ショーをするためには色んな人に見せないといけないですね。彫刻をやりながら、自身でプロモーターでありマネージャーであり、全部やらないといけないので。
(作品を作られるスタジオをお持ちですが、現在、作品が各地にショーのため、出払っていて、スタジオには置いてないそうです。)



NYでの生活はどうですか?何か好きなことはありますか?

彫刻をやり始めてからの5年はあっという間でした。まっしぐらに駆け抜けてきました。今はやっと一段落。 NYはいつも大変です。ここまで来るの大変でした。ちょっと休んじゃうとすぐ落ちちゃう場所。常に頑張ってないと。頑張っている人は毎日頑張っているので、そういう人より頑張ってないと。常に目を開けてないと。
好きなことはですね、自転車に乗ることです。彫刻の時は立ちっぱなしなので。電車だとその場でしか降りないけれど、自転車だと色んな場所を見つけられます。ハーレムは好きな地域です。ここ最近、きれいになってきてます、でも今の雰囲気がなくなってしまわないといいですが。


今後のご予定は?
メッセージもお願いします。

どんどん作品を作っていって、こっちと日本でやっていきたいですね。

NYはエネルギーがあって、大きな夢がある人はどんどん来たほうがいいですよ。NYはそんな人がウェルカムなので。