フォトグラファー 今坂庸二朗さん
NY滞在暦:計1年
出身:広島

ようじろうさんは大学への勉強もしつつ毎日写真を撮り続けています!
何を思い、どんな写真を求めているのか…写真撮影の合間のお時間を頂きお話を聞きました!

 

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取材を終えて:
作品に対する思い、姿勢を熱く語っていただきました。 ポートフォリオの作品にはよじろうさんの世界観が詰まっていて引き込まれていきます! 写真について語る時にようじろうさんの目はとてもまっすぐでキラキラしていました。
夏のレストランバーでの作品展示が今から楽しみです!!
(C Murakami)



NYへ来たきっかけは?

親戚がNYに居て、小さい頃に時々来ていたので、以前からこちらの大学に行きたいと考えていました。いとこがNYUに通っていて、その時に『すごく勉強は大変だけど自分のしたいことをすごく一生懸命できてものすごく楽しい』という話を聞いていたのでその事が頭から離れなくて、こっちの大学に行きたいと思っていました。
高校三年生の時に留学するか迷っていて、一応日本の大学も受験して、合格ももらっていたんですけど、行かずにNYへ来ちゃいました。
1年くらいNYで過ごした後、この先どうしようか考えていたら、なんと親が日本の大学に休学届けを出していたんです!確かに高卒で途中から大学に入るのはかなり大変だし、でもNYにもまだ居たいし、、、。色々考えたんですが、親の説得に折れて、泣く泣く日本に帰りました。(笑)
でも、 写真を続けるにしてもきちんと基礎を習っておくのもありだと思いましたし、大学をしっかり卒業して、今年の4月にまたNYに戻ってきました。



NYにこだわる理由は?

何でかわかんないけどやっぱり写真を続けるにはこっちに居ないとと思いました。
マーケットという問題もあるし、人の意識が違う。それは日本の大学を卒業してからわかったことで、日本の価値観とこっちの価値観を比較して改めて気付きましたね。やっぱりNYは、アートを見る人の意識がとても高く、それが、僕の意識の高さも変えてくれますね。
やっぱりあとはマーケットですね。日本にはあんまり写真や絵画などアートを買うって文化がないですからね。


写真を始めたきっかけは?

いつでしょうね、はっきり覚えてないんですよ。幼い頃はサッカーやっていたんですが、チームが強くて中学生のときに色んなところに遠征に行くんですよ。そこでインスタントカメラで色々撮ったのが面白かったんですね。
高校のときに祖父がカメラが好きだったので家にライカがあって毎日夕日を撮ってたんですね。それでおもしろいなと思って、勉強したい思いました。その頃は自分で現像したりしたこともなくて趣味でしたけどね。(笑)
高校卒業してNYに来て、こっちではマスメディアか写真って考えてたんですね。そのときに4つ上の日本人の写真を勉強してる人に出会って、ICPに連れて行ってもらって初めて写真の現像をしたんです。その時にすごいおもしろくて、その時本格的に写真を勉強したいなって思いました。



こちらに住んでNYの魅力的な事は?

みんな言うかもしれないけど、たぶん色んな人がいること。
でも、それはつまんないからいいや(笑)

僕に関して言えば見る人の意識が高いことですね。日本って「私はアーティストです」って言いづらいですよね。だけど、NYでは『アーティスト』と言えば、メディアを通して表現してる人って思ってますし、その分こちらもしっかり人に何か伝える物を撮らなきゃ意味がないんですね。
だから、NYで人に作品を見せた時も「何が言いたいのか」って事を良く聞かれます。
目線と角度が違いますね。日本で言う「言わなくても分かる」ってことはこっちでは存在しないですね。


逆に嫌なところはありますか?

ないですね。
18歳で初めて渡米したときはカルチャーショックがありましたけど。(笑)
英語がわからないと人が冷たく感じるんです。店員さんとか、英語が分からないときは妙な孤独感を感じましたね。
でも、英語が話せるようになってかなり変わりました。もちろん消せない文化的背景とかもありますけどね。食べ物だったり言葉だったり。でも、今では逆にそういう事も楽しめる余裕があるのかな?色んな食べ物があるし、今はそんなにつらいことはないですね。

家のシャワーが壊れてることくらいかも…(笑)


今後の目標は?

身近な目標で言えば、知り合いのレストランバーで今年の夏、作品を展示してもらう事になったんですよ。それをまず全力でやることかな。
日本ではこういうことってあんまりないので、最初はなしを聞いた時にどうしようかなって少し悩んだんですけど、やはりNYの人達は意識が違うって知っているし、やって失うこともないですからね。

後はもちろん写真を撮り続けること!


最後にメッセージをお願いします。
日本で出来ない事はNYでも出来ないと思います。ほら、良く「英会話を勉強したいけど、今(日本)じゃなくて、海外に行ってから。」って言う人がいるじゃないですか?
でも僕は「今出来ないんだったら、どこに行っても出来ない」と思うんです。同じ日常生活をおくるのですら、異文化の中だと勝手が違うのに。
まず日本で100%全力でやる、そんな前向きに望む気持ちを持って目標に向かって頑張って欲しいですね。