NYで瞑想 (08月30日) 都会での忙しい生活の中で・・・
最近瞑想、ヨガ、タイチなどが,どこでも流行っている。日常生活から貯めたストレス解消、運動不足解消、チャレンジする欲求を満足させる為、単なる好奇心、流行についていく為等、目的や種類は人それぞれ違う。とにかくそういった、今までの支配的な物質主義の世界の中で、精神的に何かを探している人が増えてきたからだろうか。
先週の土曜日、私はNYのFlushingで毎週行われている、ヴィパッサナー1日瞑想コースに参加した。このコースは同じ瞑想法の10日間コースを1度以上参加した人のために開かれている。私はここ3年間でネパール、日本、それからカナダで3回、同じ10日間のコースを終了しているので、参加することが出来た。
この瞑想法は仏陀の教えに基づいているものであるが、別に瞑想者は“仏教徒”であったり、なる必要もない。つまり、キリスト教でもイスラムでも“日本人”でももちろんNo Problem。ただ、この最初誰もが受けねばならぬ、10日間コースの間だけ、決められた厳しい規則に従わなければならない。
どれだけ厳しいかというと、禅などになじみのない人は「怪しい」と思うかも知れないが、まず10日間はもちろん食事、宿泊施設つきの泊り込み。そして料金は一切なし。これは僧侶の生活である。完全に他人のお世話になりながら生きる。コース費は全て世界中の瞑想者からの寄付でまかなわれているので、後からの請求が来るなんて事ももちろんない。
そして10日間の間は、基本の5つの規則を守らなければいけない。それぞれ、瞑想法を正しく理解する為には必要なこと。詳しくはWebサイトで確認してもらいたいが、まず、一切、人とのコミュニケーションは取らず、完全な沈黙の中で修行する。ボランティアの先生やマネジャーとは小声で話せるが、他の瞑想者とのアイ・コンタクト、それに物の読み書きもできない。この完全な沈黙の中で、外の世界と自分自身を切り離す事が出来る。
実際、人と話さない、携帯電話やインターネットも使えないというのは、絶対ムリ!と思う人がいるのではないだろうか。執着というものは本当に怖い。
しかし、この瞑想法は今世界中に広められていて、瞑想センターはアフリカ地域を除けば、大体どこにでもある。それだけ、多くの人が学び、そこから利益を得て、もっともっと多くの人に知ってもらいたいと言う事である。
私は瞑想を始めて3年目で、初めて聞く人に色々質問されるが、やはり、百聞は一見にしかず。自分では「これは絶対こうだ!」と言う事が出来ても、世界の全ての人がそれに納得するとは言い切れないように、人間も、人生も、ある人一人がこうだと決められるものではない。人生はやはり自分が思考、行動して、意味づけるもの。タイトルに生きる芸術と書いたが、瞑想は自分の生きる意味を自覚させ、その意味を最大限に生かすために導いてくれるものだと、私は思う。
ちょっと深い話になってしまったが、ちょっと興味があるという人は、日本語のWebサイトもあるので参考にほしい。日本の京都のセンターでは月2回ぐらい10日間コースを行っている。NYに住んでいる方は、9月8日から18日までの10日間コースがNew Jerseyで行われる。参加は予約制。
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